オフショア投資で有名!?RL360°(旧ロイヤルロンドン)の特徴・メリット・リスクをわかりやすく解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回はオフショア投資の中でもRL360°(旧ロイヤルロンドン)ってどうなのかについて解説居していきます。
目次
そもそもオフショア投資とは?
RL360°(旧ロイヤルロンドン)を説明する前にオフショア投資について説明しなければなりません。
まずオフショア投資の「オフショア」とは、直訳すると「海外」や「沖合」を意味しますが、オフショア投資では主に税制上の優遇措置が受けられる地域(タックスヘイブン)を指します。
オフショア投資とは、そのような地域にある金融機関やファンドを通じて資産を運用する方法です。
日本国内では得られない税制メリットや、通貨・地域分散によるリスクヘッジが可能であることから、富裕層や海外在住者を中心に広く活用されてきました。
近年では、月々数万円から始められる海外積立投資も登場し、若い世代にも広がりつつあります。
RL360°(旧ロイヤルロンドン)とはどんな会社?
RL360°(旧ロイヤルロンドン)は、1861年に設立されたイギリス最大級の相互保険会社です。
相互会社とは、株主ではなく契約者(顧客)を最優先に経営する形態であり、長期的な安定性や信頼性が高いのが特徴です。
マン島を本拠地にしつつ、グローバルに事業展開しており、生命保険、年金、投資商品の分野で高い評価を得ています。
その長い歴史と安定した経営は、資産を長期間預ける上で大きな安心材料になります。
RL360°が提供する主な投資商品とは
RL360°では、主に積立型の商品が提供されています。契約者が月々一定額を積み立てながら、グローバルな投資信託に分散投資するスタイルです。
代表的な商品としてRSP(レギュラーセービングプラン)があります。
投資信託の種類は非常に豊富で、債券型、株式型、バランス型、新興国投資など多岐にわたり、新NISAでは投資できない株式投資信託や債券投資信託にも投資ができ、自身のリスク許容度や目的に応じて自由に組み合わせることが可能です。
また、長期契約であることを前提に、途中での引き出しや積立金の調整も柔軟に対応できる仕組みが整えられています。
RL360°(ロイヤルロンドン)の海外積立投資、誰に向いている?
この投資商品は、以下のような方に特におすすめです。
- 20〜30代で将来の資産形成を考えている人
- 医師、看護師、歯科医師など高収入だが忙しくて投資の勉強に時間を割けない人
- 自営業者やフリーランスで老後の年金対策をしたい人
- 子どもの教育資金や将来のライフプランを着実に準備したい人
日本円であれば月々3万1000円から始められるため、比較的ハードルが低く、長期的にコツコツと資産を積み上げたい層に適しています。
さらに日本円と書いていますように為替変動リスクを小さくしたい人に関しては、日本円でもお薦めです。
RL360°(旧ロイヤルロンドン)を活用するメリット
ロイヤルロンドンのオフショア投資には、以下のようなメリットがあります。
- 運用益に対する税制優遇:オフショア地域にあるため、日本国内の投資商品よりも税負担を抑えやすい。
- 通貨分散:円以外の通貨(米ドルやポンド)で資産を持つことで、為替リスクやインフレ対策になる。
- 長期的な複利効果:積立型投資は長期運用により複利効果を最大限に享受できます。
- 相互会社の安定性:契約者本位の経営スタイルにより、長期契約でも安心。
- 保険会社なのでボーナスがある
RL360°(旧ロイヤルロンドン)は、運用益に対する税制優遇があり、円以外の通貨で資産を持つ通貨分散も可能です。長期的な積立による複利効果が期待でき、相互会社ならではの契約者本位の安定経営も魅力です。さらに、保険会社として契約内容に応じたボーナス付与もあり、着実な資産形成を支援します。
メリットについてお伝えしましたが、RL360°のRSPについてはあくまで投資なのでデメリットやリスクについて説明していきます。
気になるデメリット・リスクとその対策
先ほどメリットについて説明しましたが、メリットだけでなくデメリットやリスクそして注意すべき点もあります。
- 元本保証がない:投資である以上、価格変動により元本割れのリスクはあります。
- 為替リスク:円安時には有利になりますが、円高時には受取額が減る可能性もあります。
- 手数料が高め:初期手数料や管理費用などが国内商品より高い場合があります。
以上の3つが代表的ですが、その他にもIFA(代理店)や保険会社が海外であるため情報収集が難しいといった点がございます。
海外であるため情報収集が難しいってあるように「海外となると日本語で対応してくれるところってあるの?」と思う人も居るかもしれませんが、その場合日本人サポートセンターのある代理店を活用することが良いでしょう。
これらのリスクを最小限に抑えるには、事前にしっかりと契約内容を確認し、信頼できる紹介者とIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を通じて契約することが大切です。
実際の運用例と資産シミュレーション
例えば、30歳の方が毎月31000円を25年間積み立てた場合、
- 積立総額:930万円
- 平均年利10%で運用した場合の想定資産:約4113万円
となります(※為替や市場状況により変動します)。
このように、時間を味方につけた長期積立により、将来の大きな資産形成が可能です。
国内と海外、どちらで投資すべき?比較してみた
国内(NISA・iDeCo | 海外(RL360°など) | |
税制メリット | 一定の優遇アリ | 地域(国)によっては非課税になることも |
商品の自由度 | 制限あり | 多様な投資信託から選択可能 |
為替リスク | 円建てなので低い | 外貨であれば高い(ドル建てなど) |
手数料 | 比較的低い | やや高い |
どちらにも一長一短がありますが、長期でグローバルな分散投資を目指すなら、RL360°のような海外金融機関の金融商品は有力な選択肢となります。
ただ新NISAは非課税枠があるのがメリットですが、新NISAの場合は債券投資信託への投資や現預金ファンドへの投資ができない点がございますが、オフショア投資については債券投資信託や現金ファンドにも投資が可能ですが、投資先はRL360°などの金融機関なので外貨で投資される場合は、為替リスクもあり、手数料は新NISAやiDeCoと比較するとやや高めです。
RL360°を利用するには?始め方のステップ
今からRL360°(旧ロイヤルロンドン)のレギュラーセービングプランの始め方について解説していきます。
- 信頼できるIFAを見つける:正規ライセンスを持ち、手数料構造を明示してくれるIFAを選びましょう。
- 目的に合ったプランを選ぶ:教育資金、老後資金、資産形成など、目的に応じた設計が可能です。
- 必要書類の準備と契約:本人確認書類や住所証明が必要になります。
- 定期的な見直し・相談:契約後も定期的に運用状況を確認し、必要に応じて調整しましょう。
まとめ:RL360°で資産形成をスタートする価値
RL360°の海外積立投資は、長期的な資産形成を目指す人にとって非常に魅力的な選択肢です。
税制メリット、通貨分散、柔軟な商品設計といった利点があり、将来の不安を軽減する手段として活用できます。
もちろんリスクもありますが、正しい知識と信頼できる紹介者やIFAを活用すれば、それらを十分に管理し、安定した運用を実現することが可能です。
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※本投稿は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資や金融商品の勧誘を意図したものではありません。
最後に相談をする際は押し売りやしつこい勧誘等はしません。
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