オフショア投資 金融機関の魅力をMBAホルダーでFPが解説【2025年】
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
オフショア投資というとインベスターズトラスト(通称ITA)やRL360°(旧ロイヤルロンドン)が出てくるかと思います。
この2つについては、オフショア投資の王道である2つといっても過言ではないです。
ところで日本人でも出来るオフショア投資の金融機関については他にもございます。
そこで今回はITAやRL360°だけではない、日本人でも可能なオフショア投資や金融機関の選択、そして魅力について基礎から解説していきます。
- ITAとRL360°とは?
- ITAやRL360°以外でも日本人でも可能な金融機関
- ITAとマンハッタントラストは似ているが違いは何?
- RL360°は歴史、Dominionは拠出金額と手数料の安さ
- FTLIFEとSUNLIFE~その魅力を解説
今回はこの5点についてお話していきます。
目次
オフショア投資 金融機関名
オフショア投資の金融機関については主にITAやRL360°といった金融機関や代理店といったIFAがあり、皆様が投資するならば、基本はIFAを通じて金融機関に投資をするような形になります。
IFAというのは独立系ファイナンシャルアドバイザーのことで、特定の金融機関に属さないで、中立的な立場で顧客の資産運用のアドバイスや金融商品の売買仲介を行う専門家を言います。
ITAとRL360°とは?
ITAとRL360°はオフショア投資の中では王道とお伝えしましたが、ITAとRL360°はどのような金融機関なのか説明していきます。
ITA
ITAはインベスターズトラストアシュアランス社の略称で2002年にケイマン諸島で設立されており、そして本社としています。
支店はマレーシアのラブアン島、プエルトリコに支店があります。
代表的な積立商品としてEVOLUTIONとS&P500などです。
その中でも日本人にはS&P500INDEXが人気の商品となっています。
RL360°
RL360°について説明すると、昔はロイヤルロンドンで有名でしたが、現在ではRL360°としての歴史は1991年ですが、ロイヤルロンドングループからなので1861年とITAよりも歴史が長く信頼と実績もあります。
本社はマン島で、営業エリアとしてはアジア、アフリカ、中東、イギリスなどで、支店は香港、マレーシア、ドバイ、南アフリカなどにあります。
代表的な積立商品としてはRSP(RegularSavingPlan)、ORACLEです。
RSPについては以前はQuantumという商品で販売されていました。
ITAやRL360°はオフショア投資の中では王道で、特にRL360°についてはロイヤルロンドングループからなので歴史も長く実績もある金融商品と言えるでしょう。
ただ両社ともポンジスキームといった詐欺ではございませんが、ネットワークビジネスの手法を活用した方法での勧誘があることは事実です。
次にネットワークビジネスで勧誘している人について説明します。
オフショア投資 ネットワークビジネスで勧誘している人は詐欺ではないが要注意!!
ITAやRL360°に勧誘するネットワーカーが居ますが、そういう人から契約してもいいのかというと、私の考えですが辞めてください。
きちんと正規IFAとつないでくれるのであればいいのですが、実際はそうではないことをよく耳にします。
このような人については私の見解として、オフショア投資などの海外投資に疎く、要望に応えきれない点があり、「オフショア投資が詐欺だ」といったトラブルの原因を作ってしまいます。
ネットワーカーが契約を狙う理由は、金融商品が売れれば利益となり、その利益の一部を貰えることがあります。
売れた後については継続して紹介料が貰えなくなることからアフターフォローもなく、「自分は直接のお客さんではないから」といった理由で連絡が取れなくなることがあります。
このような人に引っかからないためにはどうしたらいいのかというと、以下のようになります。
- 複数の海外の金融機関やIFAと直接提携をしていること
- FP(2級以上が望ましい)や証券外務員などの資格がある
- メリットだけでなくデメリットなどもちゃんと説明する人かを見極める
3つの条件がオフショア投資を検討する際に、信頼できる金融機関を選ぶ材料で、紹介者が成功のカギを握ると言っても過言ではございません。
ITAやRL360°以外でも日本人でも可能な金融機関
先ほどITAやRL360°について説明をしましたが、それ以外にも日本人でも投資可能な者についてはあります。
Dominion Capital Strategies
DominionCapitalStrategiesは2017年とガーンジー島に本社を置くオフショア投資の中では新しい金融機関ですが、最近人気の海外積立投資の金融機関です。
人気の理由としては、ITAやRL360°よりも手数料が安く、利回りについても年平均利回りが10%を超える高実績をあげていることもあり、投資できる金額は前は月250ドルでしたが、今では150米ドル(10月28日)まで下がっています
代表的な金融商品としては、積立商品はMSS(MySavingStrategies)と一括商品であればMIS(MyInvestmentStrategies)となっています。
マンハッタントラスト
最近、聞いたのですが、マンハッタン生命保険会社の傘下で、プエルトリコに本社を構えている金融機関で、金融商品についてはマーケットシールドという積立プランを提供しておりん、内容はITAのS&P500INDEXに似ている点があります。
ちなみにマンハッタン生命保険会社は1850年に設立された保険会社ですが、その点についても後ほど説明していきます。
次はCTFLIFEの説明に移っていきます。
CTFLIFE(旧FTLIFE)
最近まではFTLIFEという金融機関でしたが、2024年に社名変更しました。
設立については1985年に設立され、本部は香港と中国となっています。
代表的な金融商品としてはリージェントプライム、そしてリージェントエリートとなっています。
SUNLIFE
カナダ本社の保険会社で設立が1865年設立の金融機関で、トロントやニューヨーク、そしてフィリピンの証券取引所に上場しており、日本に近い支店についてもSUNLIFE香港が1892年設立と歴史の長い金融機関です。
ちなみに本社のホームページによると格付けについてもS&PはAA-(20段階中4番目)、MoodysはAa4(21段階中4番目)と非常に高い格付けになっています。
SUNLIFEにS&Pなどの格付けについては以下のページから確認可能です。
SunLifeFinancialBMI
アメリカのマイアミに拠点を置いている金融機関で、こちらについてはITAやマンハッタントラストのようなS&P500の連動型の商品もありますが、基本はS&P500でなくNASDAQの連動型のものとなります。
健康状態に異常がなければ、S&PでなくNASDAQの連動型が基本となり、もし1年間の利回りがマイナスになった場合でも、1%の保証が付く内容です。
ただ他のオフショア投資と違い、年払いしかないため、ボーナスを受け取ってから若しくは貯蓄してから加入するのがお薦めです。
ITAやRL360°以外も説明しましたが、他の金融機関についても歴史も長く、特にSUNLIFEについては非常に高い格付けを取得していることや上場もしているためまず詐欺ではないかなと考えています。
このように考えると、創業から100年以上の金融機関もあるのでオフショア投資については歴史が長いとなれば詐欺ができるかというと到底無理だといえます。
ただし、詐欺をしている会社もあるのでその点は注意が必要です。
ITAのS&P500INDEXとマンハッタントラストのマーケットシールド積立プランは似ているものの、違う部分はあるのか??
このようなタイトルですが、共通する部分として挙げられるのがニューヨーク株式市場の3指標のうちの1つであるS&P500と連動していることと最低金額についても月200ドルから積立が可能な点も共通しています。
ただ、両社の違う点については積み立てプランがITAは10年、15年、20年と選べること、マンハッタントラストは15年一択です。
その他にも加入できる年齢についてはITAが、最低でも18歳から65歳までの加入となりますが、マンハッタントラストは0歳から70歳までとなります。
ITAについては拠出が終われば解約返戻金を貰う仕組みですが、マンハッタントラストは拠出終了後も15年間、据え置くことが可能です。
S&P500に連動したものについては教育資金を貯める手段として投資する人が多いようです。
ITAも確かに良いかもしれませんがマンハッタントラストは据え置きができることで大学の教育資金だけでなく、子供が大学院に行きたいとなった時の大学院の進学を見据えたものになりますので、大学院までの学費も貯めることができます。
大学や大学院に進学しなくても、結婚資金に充てることが可能となりますので、マンハッタントラストも考えておくのも良いでしょう。
ただ40代前半から老後資金のために投資したいとなればITAも考えておくと良いかもしれません・
RL360°は歴史、Dominionは手数料の安さ
この2社についてはRL360°は歴史は長いですが、ボーナスがあり、手数料が高いといったデメリットがあり、それに対してDominionは手数料が安いことや、拠出金額がRL360°より低いものの、ボーナスがなく歴史が短いといった点があります。
ちなみにDominionの手数料の安さについてはRL360°などは保険会社ですが、Dominionについてはファンド会社ですので手数料が安くできるのではないかと考えられます。
CTFLIFE(旧FTLIFE)そしてSUNLIFE~その魅力を解説
この2つについては香港のオフショア保険で、払い込み期間は最低でも2年、最高でも5年と決められており、被保険者の年齢はCTFLIFEのリージェントプライムは0歳から75歳、SUNLIFEのSUNJOYについては米ドル払いとなりますが、支払期間については2年と5年を選ぶことが可能です。
CTFLIFEのMyWealthSavingInsuranceについては2年間支払うのであれば、年間4500米ドルで月々で支払うとなれば405米ドルからで、5年間支払うのであれば年間1560ドルで月額でのお支払いの場合は約141米ドル詳しくは140.4米ドル)を5年間支払うということになります。
支払期間を過ぎれば、積立せず運用して据え置くといった選択も可能です。
選択したらシミュレーション次第では最低でも老後2000万円問題は解決できるかと思います。
ここまで説明をしましたが、オフショア投資についてはITAやRL360°といった金融機関が有名ですが、実際にはCTFLIFE(旧FTLIFE)やSUNLIFE、DominionCapitalStrategy社など多くのものがございます。
更に積立系の商品であればDominionの場合は今までは$250ドルからでしたが、最近の耳より情報としては$150までに引き下げられているため、今であれば日本円で約23000円から投資が可能となっていますのでオフショア投資の敷居も更に下すくなったと言えるでしょう
そして利回りも良い時は10%を超えることもあります。
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