国内MBAはアリか?海外MBAとの学費とメリットを比較!
MBA取得を考える際、ハーバードやスタンフォードといった海外のトップクラスの大学院、あるいはロンドンビジネススクールやINSEADなどのヨーロッパの名門校に目を向ける方も多いでしょう。
確かに、これらの学校は素晴らしい教育を提供しており、私も海外MBAホルダーと仕事をする機会が多々あります。
しかし、その優れた教育には高額なコストが伴います。
今回の記事では、以下の4つのポイントについて解説していきます。
- MBAとは?
- 国内外MBAの学費比較
- MBA取得に必要な費用の目安
- 国内MBAの選択肢はアリか?
目次
1. MBAとは?
MBAは「Master of Business Administration」の略で、日本語では「経営管理学修士」または「経営学修士」として知られています。特に欧米では、経営幹部への道を切り開くパスポートとも呼ばれる資格です。
MBAは大学院プログラムであり、評価は「Financial Times」などのランキングによって決まることが多いです。多くのランキングで、国内MBAよりも海外MBAの方が高い評価を受けているのが現状です。しかし、学費の違いは無視できません。次に、その点について詳しく説明します。
2. MBAの学費比較(国内と海外の違い)
まず、国内MBAの学費を見てみましょう。
国立大学のMBAプログラムの1年目の学費は、おおよそ817,800円です。例えば、一橋大学では924,960円かかります。
また、京都大学とコーネル大学の合同プログラムでは、コーネル大学の学費も含まれるため、さらに高額になります。
私立大学では、慶応義塾大学や名古屋商科大学が代表的です。例えば、慶応のMBAは約222万円、Executive MBAは約357万円です。
名古屋商科大学では、2年制MBAは初年度171万円、2年目144万円で、合計315万円。Executive MBAは合計で340万円、1年制MBAは年間260万円かかります。
国内のMBAプログラムでも、AACSB、AMBA、EQUISなどの国際認証を受けている学校が増えており、一橋大学、京都大学、早稲田大学、中央大学、同志社大学などがその代表です。
3. MBA取得に必要な費用の目安
国内の国立大学のMBAプログラムでは、約817,800円から取得が可能です。一橋大学のような国立でも、若干の追加費用がありますが、私立に比べて比較的安価です。
私立大学のMBAプログラムの学費は、年間約300万円は超えるとこともます。
4. 場合によっては国内MBAもアリ?
国内MBAも、特に国立大学であれば費用を抑えつつ、国際的に評価されるプログラムを提供しています。
AACSBやAMBAの認証を受けたプログラムを持つ大学も増えつつあり、これからのキャリアを考える際に国内MBAを選択肢に入れておくのも一つの手です。
実際、私も一時期は一橋大学のMBAを取得しようと考えていました。
国内外のMBA取得を検討している方は、ぜひ費用やプログラム内容をしっかり比較した上で選ぶことをお勧めします。
MBAに関する学費の相談や具体的なプランニングについては、ファイナンシャルプランナーである私までお気軽にご連絡ください。
メールアドレスは以下の通りです。
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