ビットコインETFとは?初心者でもわかる仕組みと始め方をMBAホルダーでFPがやさしく解説:2026
ビットコインETFは、ここ数年で一気に注目度が高まった新しい投資商品です。「難しそう」「仮想通貨(暗号資産)は怖い」と思っていた人でも、ETFを通じてビットコインに投資しやすくなり、投資のハードルが大きく下がりました。本記事では、初心者でもわかるように仕組み・メリット・選び方・始め方まで丁寧に解説します。
目次
ビットコインETFとはどんな仕組み?

まずは、ビットコインETFが具体的にどのように成り立っているのか、基本の仕組みを見ていきましょう。
ETFならではのメリットとは
ETF(上場投資信託)は、株式と同じように証券取引所で売買できる投資商品です。ビットコインETFは、その中でもビットコインの価格に連動するように設計されています。
大きなメリットは3つあります。
- 証券口座だけで購入できる手軽さ
仮想通貨のウォレット作成や取引所の登録が不要で、普段の株式投資と同じ感覚で購入できます。 - セキュリティ管理が不要
ビットコインを自分で保管する必要がないため、紛失・ハッキングなどのリスクを避けられます。 - 透明性の高い運用
運用会社がビットコインを保有し、価格に連動するように運用しているため、仕組みが比較的わかりやすいのが特徴です。
ETFとして取引できることで、これまで仮想通貨を敬遠していた投資家も参入しやすくなっています。
現物ビットコインとの違い
「ビットコインETF」と「ビットコイン現物」の大きな違いは、保有するのが「ビットコインそのもの」なのか、「ビットコインに連動する金融商品」なのかという点です。
現物のビットコイン:
- 実際のビットコインを購入する
- ウォレット管理が必要
- 海外取引所の口座が必要なケースもある
ビットコインETF:
- 実物は保有しない
- 株式と同じく証券会社で売買できる
- 売買は市場営業時間内のみ
本質的な価格の動きは似ていますが、管理・取引方法・コストなどが大きく異なります。
リスクはどこにある?
ビットコインETFにもリスクは存在します。
- 価格変動が大きい
ビットコイン自体が値動きの大きい資産なので、ETFも同じように変動します。 - 手数料が発生する
ETFとしての信託報酬がかかり、長期保有ではコストが積み重なる場合があります。 - 市場の心理や規制の影響を受けやすい
仮想通貨市場は規制ニュースなどで値動きが大きくなりやすいです。
リスクを理解しながら取り入れることが重要です。
ビットコインETFは、現物の管理が不要で手軽にビットコイン価格に連動する資産へ投資できる一方、価格変動やコストなどのリスクもあります。仕組みを理解することが最初のステップです。
ビットコインETF 注目されているのか

ビットコインETFは、なぜここまで急速に注目を集めているのでしょうか。その背景となる市場の動きを見ていきます。
世界で広がる新しい投資の流れ
米国でビットコインETFが承認されて以降、世界中でETFという形でビットコイン投資が広がり始めました。
特に、これまで仮想通貨に触れてこなかった一般投資家や機関投資家が参入するきっかけとなり、市場規模の拡大に拍車をかけています。
価格変動と市場の反応
ビットコイン価格はETFの承認・流入状況に敏感に反応します。投資家の資金がETFに流れ込めば買い需要が発生し、価格上昇の要因になります。逆に資金流出が続くと下落圧力になります。
ETFの登場によって、ビットコイン市場がより「金融商品」としての側面を強めているのが特徴です。
投資家が増えている理由
ビットコインETFへの投資家が増えている背景には、以下のポイントがあります。
- 証券口座だけで買える「手軽さ」
- 現物の管理不要という「安心感」
- 分散投資の一部として使いやすい
- 投資信託や株と同じ取引環境で扱える
これまで「仮想通貨 仕組み」を理解する必要があった層にも広がったことが大きいです。
ビットコインETFは、金融市場としての成熟と投資家層の拡大を背景に、大きな存在感を持つようになりました。今後も資金流入が続くかどうかが注目点です。
ビットコインETF 選び方

ここでは、数多くあるビットコインETFの中から、自分に合うものを選ぶためのポイントを紹介します。
ビットコインETF 手数料で比較する
ETFを選ぶ際にもっとも重要なのが信託報酬(運用コスト)です。
ビットコインETFは各社で手数料が異なり、長期保有では大きな差になります。
例:
- 手数料0.2%のETF
- 手数料0.02%のETF
10年保有すると大きなコスト差が出ます。長期投資では特に注意が必要です。
ビットコインETF 運用会社で選ぶ
ETFの運用は、発行企業(運用会社)の信頼性が極めて重要です。
注目ポイント:
- 運用会社の実績
- 仮想通貨の保管体制(カストディ)
- セキュリティレベル
- 運用資産(AUM)の規模
大手金融機関(ブラックロックなど)のETFは流動性が高く、スプレッドも狭い傾向があります。
ビットコインETF 流動性はチェックすべきポイント
ETFは市場で売買するため、売買量(出来高)や流動性が高いほど売買しやすく、スプレッドが狭くなります。
流動性が低いETFは、希望の価格で売買しにくい場合があるため、出来高もチェックしましょう。
手数料・運用会社の信頼性・流動性の3点を比較すれば、初心者でも最適なビットコインETFを選びやすくなります。
ビットコインETF 始め方

具体的にどうやって買えばいいのかを、実際のステップに沿って解説します。
証券口座の選び方
ビットコインETFは、一般的なネット証券(日本のネット証券では購入不可)で購入できます。株式投資とまったく同じ手順です。
ポイントは以下のとおりです:
- 取引ツールの使いやすさ
- 手数料の安さ
- 投資アプリの操作性
- ETFの取り扱い数
海外の証券会社であれば投資が可能ですが、日本では取り扱いがないので、海外の証券会社で投資するようになります。
もし、日本人がビットコインETFへの投資を考えるのであれば、海外の証券会社での購入やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を通じてオフショア投資の金融機関(ITAやDominion)での投資を考える必要があります。
購入までの流れ
購入の流れはとてもシンプルです。
- 証券口座にログイン
- 銘柄コードでビットコインETFを検索
- 「買い注文」を入力
- 株式と同じように約定を待つ
あとはポートフォリオ画面で保有状況を確認できます。
初心者がやりがちな失敗
- 価格変動が大きいタイミングで一括購入してしまう
- コストを確認せずに高いETFを買う
- 短期売買で無駄な手数料を多く払う
- ポートフォリオ全体のリスク管理を忘れる
ビットコインETFは便利ですが、短期の値動きは激しいため、買い時や保有割合を意識した運用が大切です。
証券口座さえあれば、ビットコインETFの購入は非常に簡単です。慣れた環境で取引できることが、最大のメリットと言えるでしょう。
ただ日本のネット証券などの金融機関では承認されていないことから、購入不可となります。理由は、ビットコインなどの暗号資産は「金融商品取引法」ではなく「貸金決済法」の枠組みで管理されているためですが、将来的にはビットコインETFが承認されれば日本のネット証券では購入できるようになります。
ビットコインについては金融審議会:暗号資産制度に関するワーキング・グループにありますので興味ある方はご覧ください。
金融審議会 暗号資産制度に関するワーキング・グループ報告ビットコインETFはどんな人に向いている?
投資商品には「向いている人」と「そうでない人」場合があります。ビットコインETFの特性から、合うタイプを見ていきましょう。
少額で始めたい人
ビットコインETFは、海外の証券会社を利用する場合であれば5万円~10万円程度から購入できます。一方、IFAを通じてオフショア投資の金融機関で積立する方法であれば、Dominionでは最低150ドル(日本円で約23,000円)から始めることが可能です。そのため、ビットコインを直接購入するよりも、少額・分散で取り組みやすい投資手段といえます。
リスクを抑えたい人
現物のビットコインを自分で管理すると、ウォレット紛失やハッキングなどのリスクがあります。ETFならこれらのリスクを避けられるため、初心者にとって安心感が大きい投資商品です。
長期でコツコツ増やしたい人
ビットコイン市場の長期成長を見込み、積立投資をしたい人にも向いています。ETFなら自動積立に対応している証券会社もあります。
ビットコインETFは「気軽に・安全性を高く・少額から」始めたい投資家に向く投資商品です。長期投資の選択肢としても魅力があります。
まとめ:ビットコインETFは投資の新しい入口になる
ビットコインETFは、これまで難しいとされてきた仮想通貨投資を、誰でも取り組める形に変えた画期的な商品です。
- 証券口座で簡単に購入できる
- 管理の手間がない
- 少額から投資できる
- 長期投資にも向いている
といった特徴があり、初心者から経験者まで幅広い層に注目されています。
仕組みとリスクを理解し、ポートフォリオの一部として上手に取り入れれば、将来の資産形成に役立つ選択肢となるでしょう。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ビットコインETFやオフショア投資を検討する前に、実は多くの方が見落としているのが 「今の自分の資産バランス」 です。
当オフィスでは、投資の提案に入る前段階として個人バランスシート(BS)の無料診断を行っています。
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- 現金・預金の比率
- 投資資産とリスク資産のバランス
- 将来の投資余力がどの程度あるか
こうした点を整理し、そもそも今、ビットコインETFを組み入れるべきかどうかを一緒に確認します。
「まだ投資は先かもしれない」
「少額で始めたいが不安がある」
という方でも問題ありません。
無理に投資を勧めることはなく、状況によっては 「今回は見送った方が良い」 という結論になることもあります。
まずはご自身の資産状況を「見える化」するところから、お気軽にご相談ください。



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