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スタートアップで資金調達をする方法をMBA取得のFPが解説

MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。

今回はスタートアップで資金調達をする方法について説明していきます。

今年の最後はMBA取得のファイナンシャルプランナーらしい終わり方で占めていこうかと思います。多分(笑)

スタートアップするのであればお金は経営資源で重要

スタートアップとはアメリカのシリコンバレーで使われた語源で、元々は新しく設立された企業を意味するものでしたが、明確な定義としてはないため革新的なアイディアで2年から3年の企業を指すと言われています。

スタートアップをするとなると起業することそして経営をすることにもなりますので、仮に起業して経営しないにしても資金は必要です。

なぜなら企業を経営していくのであればヒト・モノ・カネ・情報という経営資源が必要であり、カネがなければ、ヒトを採用もできませんし、モノを作ることや情報を得るにしてもお金は必要となっていきます。

そこでスタートアップ企業が資金調達をする方法について説明をします。

スタートアップは3つの資金調達を活用する

スタートアップをする際、資金調達をするのであれば①アセットファイナンス②デッドファイナンス③エクイティファイナンスです。

アセットファイナンス

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アセットファイナンスは有形無形問わず会社が所有している資産を資金にする方法です。

有形資産の場合は不動産を担保にして資金を調達することや保険や株式などの金融資産を担保にして調達する、特許などの知的財産権を担保にする調達するそしてファクタリングなどの売掛債権を担保にして調達する方法がございます。

こちらに関しては会社が所有している資産が豊富な企業に限られてきます。

デッドファイナンス

デッドファイナンスは銀行の借り入れや債権の負債などで調達する方法にです。

定番としては借り入れが1つとなります。

借入先としては、銀行や信用金庫、ノンバンクそして政府系金融機関(日本政策金融公庫)そして自治体の公的融資が代表的です。

ノンバンクに関しては、貸金業法の総量規制で借り入れ制限が年収の1/3のイメージがあるかと思いますが、ビジネスでの借り入れに関しては対象外になります。

エクイティファイナンス

エクイティファイナンスは株式交換を引き換えに出資を受けて資金調達をする方法となります。

メリットとしては基本的に調達した資金の返済義務が発生しないことや調達した資本を自己資本に充てることも可能で貸借対照表の見栄えが良くなります。

デメリットとしては株式を出資者に保有されるケースがあることや出資分のリターンが求められるケースがございます。

リターンが求められるケースとしては、売り上げの〇%のリターンを求めるケースを言います。

このように3つの方法を説明しましたが、アセットファイナンスの場合は不動産や金融資産などを担保をする方法なので、不動産などを持ってない場合は借り入れができない点があるため資産が豊富の方がお薦めです。

デッドファイナンスの場合は実績や将来性が見えない可能性もあるので借り入れが難しい点がございます。

以前スタートアップを経験をしている人であれば、融資での返済実績もあるのでデッドファイナンスがお薦めです。

そのため、まったく初めてスタートアップして資金調達を考えているのであれば、エクイティファイナンスで資金調達をする方法が一番ベストといえます。

次回はスタートアップ企業におすすめなエクイティファイナンスについて説明していきます。

資金調達についての相談やコンサルティングをして欲しいといった内容がございましたら全力で対応させていただきますので、alive.kunihiro@gmail.comまでご連絡をお願いいたします。

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