【2025年版】老後資金2000万円 問題の解決は可能?無理?
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回は老後資金2000万円問題のネタとして解決は可能なのかそれとも無理なのかについて解説していきます。
結論から言うと解決可能です。
可能というと、「ホンマに~?それって詐欺ちゃう?」って思うかもしれませんが、手段としては多くございます。
それでは解説するポイントに移りましょう。
今回の解説ポイントは以下の通りになります。
- 老後2000万円問題とは??
- 老後2000万円 問題は無理でない理由
- 解決する資産運用
内容としてはこちらの3つを中心に説明していきます。
目次
老後2000万円 問題とは??

老後2000万円問題とはテレビのニュースで聞いているかと思いますが、金融庁が「老後30年間で約2000万円不足する」といったニュースは2019年6月と6年少し前に世間を賑わせたのは比較的最近の話です。
それ以降にも岸田政権で年金の受給を延長されるという報道も聞いているでしょう。
さらには日本の場合、NISAの恒久化もあり、比較的資産運用もしやすい環境となっています。
次に老後2000万円問題をどう解決するのか説明していきます。
老後資金2000万円 問題は無理ではない理由

最初に老後の資金が2000万円の問題の解決は無理ではないとお伝えしましたが、新NISAもそうですがその他にもiDeCoもあり、昔と比較したら資産運用を考える人も増加しているといえます。
NISAやiDeCoは資産運用の1つの方法でもあり、銀行で普通預金や定期預金に預けるよりも利回りもはるかに良いですし、金融庁の資産形成の条件である積立、分散そして長期の条件にそろっています。
資産形成の条件については下のリンクから確認できます。
資産形成の基本ただ金融庁の資産運用の条件に合っているものとしてはNISAやiDeCoだけでなく世界中にはNISAやiDeCoを超えるものが沢山ございます。
その中でも私がお薦めするものとしては、オフショア投資です。
オフショア投資は、タックスヘイブンと呼ばれる地域にある金融機関への投資で代表的なものとして海外積立投資やオフショア生命保険、その他にもオフショア資産管理口座(オフショア版証券口座)があります。
説明については後ほどお伝えいたします。
老後資金 資産運用は2000万円問題を解決する??新NISAVSオフショア投資

この回答に関しては、私はオフショア投資の方がが良いと考えています。
2024年からNISAの恒久化により新NISAが始まり、老後2000万円を解決する手段としては一歩を踏み入れるようになりましたが、新NISAとオフショア投資のどちらが歴史が長いかというとオフショア投資の方が歴史が長いです。
歴史が長い理由としてタックスヘイブン地域にある金融機関のほとんどが渋沢栄一が日本に保険を広める前から存在しています。
まずは皆様が注目されている新NISAから説明していき、その後オフショア投資について説明していきます。
新NISAの概要

新NISAについては、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあり、非課税保有期間は無限化され非課税保有限度枠もつみたてNISAと一般NISAと比較するとつみたてNISAは20年間で800万円、一般NISAは5年で600万円で、つみたてNISAと一般NISAとの併用は不可能でしたが、新NISAに関しては積立投資枠と成長投資枠の併用が可能となり、非課税保有限度額が1800万円と言われています。
新NISAのメリット・デメリット

新NISAのメリット・デメリットについて説明していきますが、先ほど言ったものと被る部分がございますのでその点はご了承お願いいたします。
メリット
- 積立投資枠と成長投資枠が併用可能
- 非課税期間が無制限
- 売却した場合の非課税保有限度枠を再利用できる
この3点となります。
デメリット
- 外貨で投資できない
- 損失が出たら繰越控除を受けられない
- 外国株等投資した場合は外国人税額控除を受けることができない
このように考えると普通預金や定期預金と違い、元本保証はないということです。
次にオフショア投資について説明していきます。
オフショア投資の概要

オフショア投資はタックスヘイブンと呼ばれる国や地域の金融商品に投資するといったものです。タックスヘイブン地として、アジアであれば香港やシンガポールそしてマレーシアのラブアン島があり、カリブ海側であればケイマン諸島が代表的です。
金融商品の種類としては先ほど説明したものとして海外積立投資やオフショア保険そしてオフショア資産管理口座が代表的で、投資する方法としては、日本人の場合は香港などの代理店を通じて投資をしていく方法となります。
オフショア投資のメリットデメリット

「オフショア投資のメリットとデメリット」を知りたいけれど、情報が多すぎて迷っている方も多いのではないでしょうか。節税や資産分散の可能性がある一方で、リスクや注意点も存在します。この記事では、オフショア投資のメリットとデメリットをわかりやすく解説し、判断のヒントをお伝えします。
メリット

- 金融商品が豊富
- タックスヘイブンなので税率がゼロ、若しくは著しく低い
- 利回りが高い(年平均利回り約8%)
- 複利運用
- 長期投資が可能
メリットを見ていきますと、世界中の株式や投資信託等に投資ができるため金融商品の豊富さとしてはNISAと比較するとオフショア投資に軍配が上がります。
その他にも、利回りの高さは代理店次第になりますが、比較的に利回りも高く、長期運用も可能なことや複利での運用なので貯まりやすい点もございます。
ここまでメリットについて説明をしましたが、オフショア投資に関しては、やはり投資なのでデメリットもございます。
デメリット
- 言語の壁
- 金融機関が日本人にとってはなじみ無し
- カントリーリスクや為替変動リスクがある
- 積立であれば初期口座期間がある
このようにデメリットを挙げましたが、「やっぱり不安」と思う部分もあるかと思いますが、デメリットが多くても、デメリットを小さくすることは可能です。
言語の壁については、インターネットでできるものもありますし購入する代理店を日本人サポートセンターを設けている代理店を選ぶことで言語の壁を取っ払うことも可能です。
初期口座期間に関しては、ちゃんと続けることを念頭に置くことが一番重要ですし、もし初期口座を省きたい等ございましたら、一括の投資も考えても良いかもしれませんね。
カントリーリスクや為替変動リスクが怖い場合についても,為替変動リスク対策として日本円で投資できるものもありますし、オフショア投資についてはカリブ海側のケイマン諸島、カリブ海以外にもマン島やガンジー島といったイギリスに近い島の金融機関への投資になります。
特にマン島については治安も治安がいいとも聞きます。
この点を踏まえて投資するとカントリーリスクや為替変動リスクを抑えることが可能です。
新NISAとオフショア投資どっちがいい??

今回の記事の中でも一番の議題として考えているのは新NISAとオフショア投資のどっちがいいのかという点です。
私はオフショア投資をお薦めします。
オフショア投資や新NISAの両方に言えることとして、元本割れがあるということです。
その他にも、新NISAについては外貨で資産を持つことができないこと、そして投資信託がオンショアに限られると言うことが挙げられます。
ちなみにオフショア投資は世界の証券取引所で上場している株式や証券取引所に投資が可能なことが挙げられます。
オフショア投資の中にはトヨタが入っている株式投資信託に投資している金融機関もございます。
次はオフショア投資の中でどこの金融機関がいいのか説明していきます。
オフショア投資のお薦めはどこ??RL360°それともDominioCapitalStrategy

オフショア投資を選ぶ際は「お薦めはどこ」と思われる人も居るかと思います。
「良い質問ですね」
確かに選ぶ際は代理店をどこかも確かに重要事項ですが、金融商品選びの次に代理店選びという順番になります。決め方としては「手数料が少ない」もしくは「歴史がある」から入っていくことも良いでしょう。
今回は「手数料が少ない金融機関」と「歴史が長い金融機関」の中でもお薦めについて説明していきます。
手数料少な目でお薦めの金融機関

手数料が少ない方を選ぶのであれば、DominionCapitalStrategyのMSS(My saving Strategy)が手数料が少なくお薦めです。
DominioCapitalStrategyは本社がガンジー島、その他にもイギリスのロンドンそしてウルグアイのモンテビデオで、申込年齢は18歳から払込満期時80歳までとなっています。最低積立金額は月150米ドルからで、積立期間5年~20年で、ファンドの選択は12種類と豊富な選択があり、途中での変更も可能です。
もしどの投資信託を選べばいいのかわからないといった方であっても、IFA(代理店)が選んでくれる選択も可能です。
手数料については、セットアップ費用が25ドルで、年間管理手数料は15年~20年の間を例にすれば、1.15%となっており、他のオフショア投資と比較すると手数料が安いといえます。
歴史の長さでおすすめな金融機関

歴史の長さであれば、お薦めはRL360°です。
RL360°の積立投資に関しては3つございます
- RSP
- ORACLE
日本人であればRSPの方が一番知名度が高いと考えております。
RL360°はマン島にある金融機関です。
積立期間は5年~25年で、積立できる通貨も日本円もしくは米ドルで投資が可能と言われています。
RL360°の手数料

手数料に関しては4つございます。
契約手数料
日本円:月775円、米ドル:月7ドル
初期口座管理手数料
初期口座に対して年間6%
投資口座管理手数料
年間1.5%
信託報酬
信託報酬についてはIFAによって異なります。
手数料は確かにDominioよりは高いのですが、歴史を選びたいのであれば検討の1つとして置いておくと良いでしょう。
さらに、年平均利回りが高い代理店を選ぶことで、手数料の高さの壁を小さくしてくれると考えられます。
今回は歴史の長い金融機関でRL360°をおすすめしていますが、どのくらいの歴史があるかといいますと、1861年からなので、約164年の歴史がございます。
ただ、歴史が長いため数多くの信用を得ている金融機関であると言えます。
RL360°についてはIFAによっては年平均利回りが変わってくるので、IFA選びが重要となってきます。
代理店選びについては、素人が紹介者の代理店は辞めておく必要がございます。
紹介してほしいとなった場合は、資格を持っているブローカーさんです。
その中でも以下の資格を取得している人がお薦めです。
例えば、FP1級やFP2級、CFPそしてAFPや証券外務員そして証券アナリスト、MBA(経営管理学修士、経営学修士)やUSCPA(米国公認会計士)等を取得している人が良いかと思います。
こんな金融機関もある。

オフショア投資については日本人が加入できる金融機関はDominionCapitalStrategyやRL360°だけではなく、ケイマン諸島のITA(インベスターズトラスト)や香港のFTLIFEそしてカナダのSUNLIFE最後にアメリカのBMI社、そしてプエルトリコのマンハッタントラストがございます。
ITAやBMI、マンハッタントラストについては株価に連動した投資であるインデックスへの投資が可能です。
ITAに関しては、S&P500やMCSI、BMIのホライズン保険はS&P500とNASDAQ100に連動しています。
BMI社の場合、年払いになりますが、保険と同じ仕組みで保険料も年齢が若いほど保険料も安くなります。
ITAに関してはS&P500インデックスだけでなく、Evolutionといった変額タイプのものもございます。
次に、香港の保険会社であるCTFLIFE(FTLIFE社)とSUNLIFE社についても解説していきます。
CTFLIFE(旧FTLIFE)やSUNLIFEの代表的なものとは??
CTFLIFE社の代表的なものとして、Regentシリーズがございます。
Regentシリーズは2種類の貯蓄型保険でリージェントプライムとリージェントエリートになります。
次にCTFLIFE社の競合として、SUNLIFE社が挙げられます。
SUNLIFE社は本社が香港でなくカナダの保険会社で、もし加入するとなるとSUNLIFE香港になります。
SUNLIFEについては100年以上の歴史があり、上場しております。
上場している証券取引所についてはトロント、ニューヨーク、フィリピンの3つです。更にS&Pの評価についてもAA(非常に強い)、SUNLIFE香港についてはAA-(非常に強い)と日本生命(A+)よりは格付けは上になっていますので、歴史が長い点や上場していること、そして格付け面からみても、お薦めできる金融機関です。
代表的な商品として、VICTORYが代表的です。
こちらの2種類も日本の保険にはない部分もあるので検討すると良いかもしれません。
まとめ
資産運用を選ぶ上では、NISAが良いのか?オフショア投資が良いのか?その他の選択肢なのか?の3つです。
確かにNISAやオフショア投資の共通点は資産運用をするということです。
ただ、利回りに関しては今の新NISAと比較すると利回りも高く、投資先も新NISAでは投資できないものもございます。
もし質問や相談等ございましたら以下のリンクからお問い合わせページに移りますのでそちらからよろしくお願いします。



この記事へのコメントはありません。