年を取るとリスクを徐々に意識すること
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回は資産運用で意識しておきたいこととして、年を取ればリスクを意識することについて説明していきます。
つみたてNISAやiDeCoそしてオフショア投資をされている方でたくさん増やしていこうといった考えをお持ちの方も多いでしょう。
ただ年を取ればリスクを考えた投資にシフトチェンジしていくことになります。
目次
資産運用でのリスクとは
今回お伝えするのは金融資産での資産運用のリスクについて解説していきますが、その中でも代表的なものとしては、①金利変動が起こるリスク②価格が変動するリスク③信用リスク④為替変動リスク⑤流動性リスクといったものです。
年を取っていくとリスクの許容範囲は資産を防衛する方が望ましいと言われています。
考え方としては、100歳-現在の年齢ほど攻めの体制をとると良いかもしれません。
100歳というのは、現在人生100年時代であり、100歳まで生きることを想定した100歳です。
なので先ほどの計算式を考えると30歳~40歳であれば、攻めの投資70%~60%と考えるのも一つです。
このように年齢が高いほどリスクを避けるような投資に行くのが良いかもしれませんね。
次にリスクを避ける金融商品ってどのようなものがあるのか説明していきます。
リスクを避ける金融商品とはどのようなものか??
金融商品には攻めの商品と守りの商品がございます。
攻めのものとしては代表的なのは外貨での運用のものもその一つです。例えば外国株式もそうですし、外国の債券は比較的にリスクの高い金融商品の部類に該当します。
資産を防衛するとなれば、日本株式や日本の債券もその一つになります。
考え方としては、日本より海外の方がリスクが高いいと言いう考え方と債券より株式がリスクが高いの2つは押さえておくと良いでしょう。
外国株式や外国債券については外国株式の場合、①価格が変動するリスク③信用リスク④為替変動リスクが該当します。
外国債券は、②金利リスク③信用リスク④為替変動リスクが該当します。
日本の株式と日本の債券については、日本の株式は①価格リスク③信用リスクが該当し、日本の債券は②金利リスク③信用リスクが該当します。
今回はリスクに関しての金融商品はネット証券などのものにあるものを挙げましたが、リスクが高い投資としては暗号通貨(仮想通貨)やFX(外国為替証拠金取引)も該当します。
リスクをどのくらい許容するのかに関しては、100-現在の年齢で考えると良いでしょう。年齢が若い場合であれば攻めの投資の金融商品を選ぶのも一つです。
今回このように挙げましたが、40代(45歳まで)までであれば70~80%の攻めに転じてもいいかと思います。
不安であれば100-年齢で計算して割合を決めるのも一つです。
ただし、FXや仮想通貨で行うとなれば性質としては長期運用でなく短期運用向けとなるのであまりお薦めは出来ないと考えております。
もし行うとなれば、老後資金はオフショア投資で、教育資金はつみたてNISAにした方が良いかもしれません。
オフショア投資に関しては、ライフサイクル型への投資が可能な代理店もあり、満期に近くなればなるほど保守的な資産運用に転じるものもございます。
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