経営者がすべき資金繰りテクニックをMBA取得のFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回は経営者がすべき資金繰りテクニックを1つと資金繰りテクニックができたのであればその後どうすればいいのかについて説明していきます。
目次
経営者の節税事情
資金繰りや節税を兼用するとなれば生命保険が一般的といます。
理由は保険料を損金として算入し、経費化するといった方法であるが、その行い方はあまりお薦めできません。
その理由として生命保険は満期前に解約すると解約返戻金が減ってしまうのが当たり前です。
「生命保険以外って何があるのか?」というと、経営セーフティ共済です。
経営セーフティ共済は次で説明します。
経営セーフティ共済とは??
経営セーフティ共済と聞くとあまり馴染みのないものかと思いますが、中小企業倒産防止共済制度と呼ばれており、小規模共済と同じく、中小機構が運営している制度になります。
制度を考えると中小企業の倒産防止の共催でありますが、「会社経営が健全だから、現在もしくは将来なにがあっても、うちの会社はつぶれないよ」と思う人も居るかもしれませんがただ取引先の倒産はどうかというと会社経営が健全でないと取引先は倒産する可能性は十分ございます。
取引先の倒産があれば倒産した企業との取引もなくなるため、取引先の倒産があったら事業資金も必要となる場合がございます。
経営セーフティ共済は掛け金月額が5千円から20万円までとなっており、掛金の総額は800万円になります。
仮に、月20万円積み立てていくとなると1年間積み立てると240万円であるためだいたい、3.333年となります。
800万円積み立てたのであれば、自己都合の解約でもあっても満額戻ってくる仕組みです。
そこで3.4ヶ月くらい積み立てて加入しておけば満額返金される仕組みとなるので経営者の方であれば掛け金を積み立てておくと良いかもしれません。
800万円貯まったのであれば、必要あれば借り入れしてもいいですが必要なかったとなってもその他にも良い方法がございます。
それはオフショア資産管理口座です。
次に経営セーフティ共済とオフショア資産管理口座について説明します。
経営セーフティ共済を解約してオフショア資産管理口座を検討
オフショア資産管理口座は、積み立てたけど借りる予定などがないといった場合に使うと良いでしょう。
経営セーフティ共済を積立てしてもなんもないとなったら「ただ貯金しただけぢゃないか?」もしくは「あまり意味がないだろ」と思う経営者も多いでしょう。
実はその後積み立てて貯めた後、経営セーフティ共済を解約してオフショア資産管理口座を利用することで、色んな地域への投資も可能です。
オフショア資産管理口座への移行を考えるのであれば、経営セーフティ共済の解約とオフショア資産管理口座の口座開設と入金が必要です。
まずは経営セーフティ共済を解約して、オフショア資産管理口座の口座開設されていない場合はその後オフショア資産管理口座の開設をして入金をしていく方法となります。
NISAへの投資も考えている経営者もいるかもしれませんが、確かにNISAだと非課税期間もあり、普通預金や定期預金よりは利回りも高いものがほとんどです。
非課税期間中に解約しても税金がかかりませんが、外貨での投資が不可能な点や投資先も限られています。
オフショア資産管理口座は、通貨もいくつもの通貨で投資も可能ですし、世界中の証券取引所などに上場している投資信託へのアクセスも可能ですし、利回りもNISAよりも高い点は魅力です。
NISAだと非課税期間もあり、非課税期間中に解約しても税金がかかりませんが、外貨での投資が不可能な点や投資先も限られています。
オフショア資産管理口座は、通貨もいくつもの通貨で投資も可能ですし、世界中の証券取引所などに上場している投資信託へのアクセスも可能ですし、利回りもNISAよりも高い点は魅力です。
その他のアピールポイントはオフショア資産管理口座は個人が購入できないようなファンドへ手を出すことも可能ですし、プライベートバンク経由よりも預けるお金も低く抑えるようになります。
今まで説明したファンドの中には、低いリスクで高いリターンを得ることが可能なファンドもございます。
例えば株式市場や債券市場の変動に変動を受けやすいファンド、いわゆる一つの市場の価額が上がれば一つの市場の価額が下がるといった関係が極めて低いオルタナティブファンドへの投資が可能であるからです。
期間としては、RL360°やITAといった海外積立投資とは違い年数は短いものも中にはございますが、運営する保険会社の資産とは別に管理されているといった点もあり、投資家の資産は守られやすいといった利点がございます。
経営者の方で興味がある方がいらっしゃいましたらalive.kunihiro@gmail.comまでご連絡をお願いいたします。
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