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富裕層が投資すべき金融資産をMBA取得のFPが解説② ~中編~

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

前編では定番の資産運用について説明をしましたが、今回は押さえておくべき投資について説明していきます。

  1. 海外の金融資産は積立それぞれの説明
  2. 一括・積立のメリット・デメリットについて
  3. 海外積立投資、オフショア保険、オフショア資産管理口座の説明

日本の場合、NISAやiDeCoが良いというのも確かに一理はありますが、実際にどうなのか積立と一括それぞれの投資方法の説明とメリット・デメリットについてから考えていかなければなりません。

NISAやiDeCo以外でどのような投資があるかも知ることが1つの材料と言えるでしょう。

金融資産は積立と一括どっちが良い~積立と一括それぞれのメリットとデメリットを説明

前編の内容としては、一般的に富裕層が投資するものについて述べてきましたが、確かに普通預金や定期預金そしてNISAよりは確かに良いものですが、先ほど挙げた3つの金融商品って悪いのかというとそうではございません。

NISAに関しては新NISAへ移行することもあり、投資枠も大きくなり一般NISAと積立NISAの良いところの併用がありますが、外貨で投資できるかと外貨で投資はできませんので、通貨のリスク回避という観点ではお薦めは出来ないことそしてNISAに関しては債券だけに投資する投資信託が対象外となっています。

それでは積立と一括それぞれのメリットについて説明していきましょう。

積立と一括のメリットとデメリット

積立と一括については金融庁が積立を金融庁が積立を推奨しているけど実際はどうなのかと思う部分もあるかと思います。

それでは一括と積立のメリット・デメリットについて説明していきます。

一括のメリット

一括となれば積立と比較して資金も多く必要です。

そこで一括のメリットは以下のようになります。

  1. 短期的な利益を得やすい
  2. 売買タイミングを考えることが一回だけ
  3. 大きな金額への投資であるため大きなリターンも得やすい

この3点ですが、短期で大きな利益を得ることが確かに可能ですし、売買タイミングを頻繁に考えなくていいため余計な手間をかけずに投資が可能です。

短期で大きな利益を得ることができる投資として、日本の場合はFXや仮想通貨もその一つでしょう。

ただ短期で大きな利益を得るということはそれに対してデメリットがあるということです。

それではデメリットについて説明していきます。

一括のデメリット

次に一括投資のデメリットについてはこのようになります。

  1. 投資のタイミングが運用成果に左右される
  2. 評価損が有った場合に変動幅が大きい
  3. まとまった金額が必要

この3点です。

一括のデメリットとしては確かにまとまったお金が必要であるため、大きな金額に投資をしたことによって、短期で大きな利益を上げることは可能ですが、評価損が出た場合は大きな損失が出る可能性もございます。

必要な方法としては一括で投資ができるものでも、利回りだけでは選ばないことが重要です。

ここまでのまとめと一括で投資する際の対策

このように考えると、一括投資のメリットは短期的な利益が狙いやすいことや、売買のタイミングを考える回数が1回だけで済むといった点は魅力ではありますが、売買のタイミングによっては運用成果が悪くなることもございます。

デメリットを考えると、確かに一括投資を懸念されてしまうこともありますが、デメリットを緩和させる投資方法もございます。

それは分散投資です。

例えば、株式へ投資するのであればいくつか債券に投資するといった事も良いかもしれませんね。

株式と債券以外であれば不動産に投資をしている金融商品、例えばオルタナティブ商品に投資するのも、株価が上がれば、債券価格が下がるといった事とは無関係なのでそういう金融商品それぞれの性質を利用して分散投資をするのも一つです。

次に積立投資のメリットデメリットについて説明していきます。

積立のメリット・デメリット

最近ではNISA(一般NISA・つみたてNISAや新NISA)やiDeCoへの投資をされている人や投資も考える人も多くなっています。

こちらに関しては、投資されている人にとっては復習感覚で聞くのが良いかもしれません。

それでは積立のメリット・デメリットについて説明していきます。

積立のメリット

積立のメリットは、以下のようになります。

  1. 一括と違い投資のタイミングに左右されない
  2. 少額で投資可能
  3. 時間分散によるリスク削減

積立のメリットについては大きく分けるとこの3点になりますが、NISAやiDeCoそしてオフショア投資(海外積立投資)と同じように毎月の余剰資金から投資できるものがほとんどなので、オフショア投資の場合は、円でも投資が可能な金融商品もあるので、つみたてNISAを満額で投資するよりは、代理店の運用利回り次第でオフショア投資の方が2000万円以上のお金を貯めることも十分可能です。

積立のメリットについて説明していきましたが、デメリットについても解説していきます。

積立のデメリット

積立投資のデメリットについては以下の通りです。

  1. 短期で大きな利益は難しい
  2. 手数料が掛かる
  3. 元本割れする可能性がある
  4. 売却益や分配金がある場合は課税されるといったものになります。

4点ほどデメリットはございますが、NISAやiDeCoそして定番のオフショア投資(ITAやRL360°など)であれば4についてはデメリットに該当しないのが特徴と言えるでしょう。

次はオフショア投資の海外積立投資やオフショア保険そしてオフショア資産管理口座について説明していきます。

オフショア投資の説明

オフショア投資は先ほど挙げたように海外積立投資、オフショア保険そしてオフショア資産管理口座がございます。

まずオフショアについては、日本に住んでいる人であれば日本から離れた地域のことを示していますが、つまり海外のことで、オフショアについては海外でもタックスヘイブン(税金ゼロもしくは日本より税率が低い)地域のことをいいますので、タックスヘイブン地域の金融商品に投資を末うというものをオフショア投資と言います。

そこで最初に挙げたオフショア投資の3つの金融商品について説明していきます。

海外積立投資

海外の保険会社や信託会社などに口座を開設して、月々の金額については金融機関にはよりますが、最安値であれば約月2万円から投資をしていくものです。

金融機関に関しては月約3万円ぐらいから始められるのものが多いです。

そこで口座開設やファンドを購入するのには代理店を経由して契約するものとなっています。

ファンドの購入については、約5〜10銘柄を代理店が選んで分散投資をしていく方法となります。

ドルで購入するのであればドルコスト平均法を活用するので高値掴みの心配はないです。

オフショア保険

オフショア保険はタックスヘイブンと言われる税金ゼロもしくは日本より税金が著しく安い地域で販売されている生命保険のことですが、投資商品などで販売されているものが特徴で、満期が128歳と言ったものや契約者や被保険者を変更することが可能です。

運用方法としては、株式や債券そしてファンドなどで運用していき、資産を増やすことを言います。

オフショア資産管理口座

いわゆる日本で言うと証券口座で、個人では直接投資できないようなヘッジファンドや機関投資家しか投資できないファンドへの投資が可能となります。

通常であれば1億円から投資が可能なファンドを10000ドルから投資が可能です。

1ドル150円としたら150万円から投資が可能ということです。

ヘッジファンドに投資したい人であれば、オフショア資産管理口座を活用して投資することで通常であれば、最低1000万円以上は必要ですが、最低10000ドルからなので1ドル100円であった場合は100万円から投資が可能です。

現在では1ドル146.83円(12月2日13時48分)ですが、考え方としては約853万円お得になります。

まとめ

最後はオフショア投資について説明しましたが、NISAやiDeCoそして日本の普通預金や定期預金と比較すると、NISAの場合は非課税、そしてiDeCoであれば掛金に上限はあるものの節税は可能で、普通預金や定期預金より利回りも高いことがメリットですが、日本の普通預金や定期預金については預金保険制度の適用もあるので良いなと思うかもしれません。

ただNISAやiDeCoについてもオフショア投資と同じように、投資なのでリスクは日本の銀行の普通預金や定期預金のように元本保証がないのが欠点です。

なぜオフショア投資を薦めるかというと、ドルでの運用も可能であることやこれら3つの金融商品よりも良いものであれば年平均利回り10%以上はあるので高いと言えますし、歴史も日本に保険が広まる前からある会社もあるので、歴史としては長い金融機関が多く、元本確保型の商品があるといったものがございます。

一括で投資が可能な者に関しては、オルタナティブ投資での運用も可能なので、株式と債券の関係のように株価が上がれば債券価格が下がるといったものにも関係ないので投資としてはお薦めです。

FXなどの外貨で投資されている方でしたら、一番いいのが打ち出の小槌のように振ったら外貨が出てくる状態が一番いいかと思いますが、FXで貯めたお金をオフショア投資への投資をするお金とFXの軍資金の配分を分けて投資するのも良いかもしれませんね。

最後にもしわからないことがございましたら、alive.kunihiro@gmail.comまでご連絡をしていただければ対応いたします。

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