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ベンチャーキャピタルについてMBA取得のFPが解説

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

今回はベンチャーキャピタルについて解説していきます。

内容としては以下の通りです。

  • ベンチャーキャピタルとは何か
  • ベンチャーキャピタルのメリットデメリット
  • ベンチャーキャピタルと銀行の違い

この3点について解説していきます。

ベンチャーキャピタル(VC)とは何か? 

ベンチャーキャピタルはスタートアップやベンチャーといった成長率が高い未上場企業を対象に出資で投資を行う会社のことをいいます。 

スタートアップやベンチャー企業の多くは立ち上げの最初の段階で資金が不十分なケースが多く、ベンチャーキャピタルはスタートアップ企業やベンチャー企業が成長し新しいアイデアやサービスを市場に持ち込むための資金調達や経営支援を通じて企業の成長を支援し、そして成果によって利益を得ていく方法です。 

次にベンチャーキャピタルの種類について解説していきます。

ベンチャーキャピタル(VC)の種類 

ベンチャーキャピタルの種類については以下のようになります。

金融機関系VC

金融機関ということなので銀行や証券会社そして保険会社が母体となっているVCのことです。 大きな金融機関がバックであるため投資数や投資金額も大きいものとなっています。

独立系VC

親会社がバックにいるようなVCでなく、独自の資本で運営されているVCのことをいいます。 著名な企業としてジャフコや日本アジア投資が独立系VCの代表です。

政府系VC

国や地方公共団体が運営主体で、公的資金を出資して活用ができるVCのことをいいます。 収益の最優先よりも国内産業の技術確保や維持に重視している投資が中心です。

政府系VCを行っている会社としてはあまり馴染みのない会社が多いですが、主に日本政策投資銀行100%出資のDBJキャピタルなどが代表的です。

大学系VC

大学が直接出資したVCのことを言います。 主な大学として、東京大学や京都大学といった指定国立大学9校です。

地域系VC

地域特化型のVCのことをいいます。 出資ターゲットとして特定の都道府県や市町村に存在する企業に対して出資します。 代表的なものとして北海道ベンチャーキャピタルなどのVCです。 

事業会社系VC

事業会社が運営主体のVCで、英語ではCorporateVentureCapitalのため略してCVCと呼ばれます。 CVCが運営する目的として自社にない視点や知見を取り入れ、自社の成長に活用したいといった面がございます。 

以上がVC種類やそれぞれの説明をしましたが、色んなVCがあり色々な特色がございます。ただ 現在、行っている事業がどのVCに合うのかなど特定する必要がありますが、VCへの投資提案がハマればスムーズに進むかと思います。

ベンチャーキャピタルのメリットデメリット 

ベンチャーキャピタル種類等について説明をしましたが、次にベンチャーキャピタルを活用することでのメリットとデメリットについて説明します。

メリット

メリットについては以下の通りになります。 

  • 大きな資金を得ることが可能
  • ビジネスノウハウを得られる
  • 企業経営者とのネットワークが広げることが可能
  • 信頼性の向上

以上の4点がメリットとなります。

デメリット 

デメリットについては以下の通りです。 

  • 持ち株比率が減少
  • 早期結果を求められる
  • 経営の方向性が変わる可能性がある

このように考えると、大きな資金やビジネスノウハウを得られる点はいいかもしれませんね。 

その反面、株主であるベンチャーキャピタルが減少するため、出資が多くなればなるほど経営においての発言権や議決権にも影響を及ぼす可能性もありますし、方針も自社でなくベンチャーキャピタルの方針に沿ったものになる可能性もあります。

ベンチャーキャピタルの性格上早期で回収ができることを望んでいるため、成果が出なければ投資から撤退する可能性がございます。

この点を考えると、資金も最低限見積もるくらいがいいかもしれませんし、もしくは信用金庫で融資がイケるとなれば信用金庫の融資も検討しておくと良いでしょう。 

ベンチャーキャピタルと銀行の違い

VC銀行
資金提供投資融資
利益を得る方法キャピタルゲイン利息
重視するポイント将来性安定性
VCと銀行の違い

VCと銀行の大きな違いとして資金提供にあります。

VCは投資、そして銀行は融資なので利益を得る方法も変わってきます。

利益を得るというポイントとしてはVCはキャピタルとあるようにキャピタルゲイン(金融所得)そして銀行は融資であるため利息となります。

VCに関しては将来性で、それに対して銀行安定性ということなので、現状の貸借対照表や損益計算書そしてキャッシュフロー計算書と言った財務諸表での状況や返済が出来なくなった場合は担保(資産以外も可能)があるのかといった保全性、そして他の銀行の動向によって変わります。 

それに対してVCが見るポイントとしては、市場環境や競合環境、自社のビジネスモデル、経営者及びチーム方針、そして将来の株式公開(IPO)や株式売却などの方針を決めていくイグジット方針です。

VCに関してはファイナンスやマーケティングそして組織といったものが問われると考えられます。 

まとめ

ここまで説明をしましたが、ベンチャーキャピタルは大きな資金を得ることが可能で、
企業経営者のネットワークもある点やビジネスノウハウも得ることも可能です。

ただ融資と違い貸借対照表では負債にならず、資本にもなるので信用も高くなるかと考えられます。

その反面持ち株比率が下がることや思っていた経営ができないといった事、そして融資と違い早期の結果を求めることもあることもあるので、「VCはちょっとな」と思うのであれば場合によりますが、例えば別のビジネスで結果を出しているのであれば、別のビジネスの収益を分配することを考えて、十牛してもらう金額を最低限にしていくこと、スタートアップが全く初めてであれば、最低限の物を概算して投資してもらうということも考えても良いでしょう。

最後にメディアの担当者様、分野についてはほとんどの分野が対応が可能です。 

ただし、金や銀といった先物取引に関しては4月から監修となるため、誠に申し訳ございませんがこちらが専属契約となるので対応を一旦閉めさせていただきます。
執筆や監修してほしい等ございましたら以下のアドレスまでご連絡をお願いいたします。 

alive.kunihiro@gmail.com

メールが難しい場合はランサーズもしくはクラウドワークス経由でも対応いたしますのでご連絡をお待ちしております。

MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治

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